第7章 あとがき
これ以上無い悲しい結末を迎えてしまった2人に、せめてささやかなご褒美をあげたいと考えました。
土方さんへのご褒美は、葛葉ちゃんが土方さんから貰った簪しか身に着けなかった事。
そして葛葉ちゃんへのご褒美は「お前が好きだと言ってくれたこの顔に、傷一つ付けずにそっちへ行ってやる。」という土方さんの決意です。
だって土方さんのあの綺麗な顔に傷が付いちゃったら、葛葉ちゃんはきっと泣いちゃいますから…。
こんな感じで完結させた第1章、いかがでしたでしょうか?
結果として作者的にはかなりお気に入りの作品になりました。