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奇跡 【ケロロ軍曹】

第22章 再来




ホテルの和室

静かな眠りについていた時…


恵土「ん…(むくっ」

ドロロ「?どうしたでござるか?

こんな夜中に」


夜中の1時半に、突如として起き出した…


恵土「…来る」

ドロロ「?何がでござるか?」


恵土「…ドロロ、絶対に

このホテルから出ないで。お願い」

ドロロ「?一体どういう」


その言葉を無視し、窓からベランダへ出て

振り返りながら微笑む。


恵土「…ドロロ、本当にありがとう」

月明かりの中、そういいながら飛び降りた


ドロロ「け、恵土殿ーッ!!」

即座にベランダへ走って見下ろすと…


無事に、砂浜に着地した恵土が見えた…


その直後…

大気が震える…


闇夜の中から、僅かながら雄叫びが聞こえてくる…


それに対し


ぽおぉぉ


白い光で結界を張って、

地球の一部以外に侵入できないようにした。


その雄叫びの影響も、

衝撃波も、全てを無効化する…


その一部とは…


今恵土が立っているのを中央として、海を含めた

直径90mの円で(ホテルが入らないようにしている)

深さ30mである。


ぐおおおおおおおおおおおお!!!!!!!


凄まじい衝撃波と共に

砂浜の砂を巻き上げ、現れた黒い影…


それは…

ケロン星を襲った、ダークネスドラゴンだった…


恵土「よお。久しぶりだな(微笑」

ダーク「ぐううううう」


恵土「といっても、怒っていて当然か。

私以外を食べれないように、聖諦来光を撃った時に組み込んどいた。


お前を、これ以上悪人にさせないために…

お前を護り抜くために…」


そう真剣な眼差しで

真正面に舞い降りた影を見つめる中…


ダーク「ぐらああああああああああ」

ビリビリビリビリビリビリビリ


大気が震える

凄まじい衝撃波が巻き起こる…


その中、ホテルにいる人たちで

気付く人たちが、次々に増えていった…


ドロロ「あれは…!」


夏美「大変!」

小雪「すぐに行かないと!」

ギロロ「戦闘準備だ!」


冬樹「軍曹起きて!!」←軍曹揺する

ケロロ「何事でありますかぁ?;」←寝ぼけてる

モア「っていうか~暗雲低迷?;」


クルル「やべぇなこりゃ」

睦実「人を巻き込まないために

狙って宿をここにしたのかな、やっぱり」

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