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中学生の恋愛事情

第2章 分かってるよ


今日は金曜日。 明日はもれなく休みー。
が、コンクールのある吹奏楽部に休みなど
存在しない。


「あ〜〜‼︎ 疲れた!寝たい」

昼休み。クーラーの効いた教室でさくらは
机に突っ伏していた。

木「まぁ、吹部は大変だもんね〜w」

「それは、嫌味かよっ〜! 美術部なんて土日部活
ないでしょ?」

木「まぁね〜」

岩田 木葉。 さくらの親友であり幼馴染みの
少女。 クラスのムードメーカー的存在だ。

女子「さくら大変だよね、テニス部はもう大会
終わったし」

「え? そうなの⁉︎」

女子「弱いからさw」

「そっかぁ〜」

女子「ソフトは優勝したよ」

「強いもんね〜」

木「10年連続だったっけ?」

女子「うん」


しばらく他愛のない話をし、木葉と二人だけに
教室がなったとき、
不意にさくらが起き上がった。

(この声ー)


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