第2章 分かってるよ
突如、ドアが開け放たれた。
入ってきたのは、
学級長の土岡、その親友であり 祐
親友でもある 神山 冬芽。
そして、祐だった。
中「めっちゃ涼しいっ!」
冬「祐ちゃん、入って来ちゃってるわw」
土「まぁな」
体温が上昇する感じがした。
恥ずかしくて、
染まっているであろう
耳に気づかれたくなくて
手で耳を覆い隠した。
木「中田って人だ」
「このは、一年生の時同じクラスだったで
しょーが」
木葉、中田、唯、香保は元1-1である。
祐は1ー5だった。
木「あ、そうでした」
自然と頬が緩む。 さくらはひまわりの
ような笑顔を木葉に見せた。
土「あ、そういえば神山〜」
「……」
土「さくらのほうな」
「なんだい?」
土「吹部のコンクールっていつ?」
「中日がー」
中「22日。全日が、28日」
「なっ⁉︎」
中「ハッ。」