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中学生の恋愛事情
第2章 分かってるよ
誰が聞いてもバレバレの嘘だった。
木葉は少しシワを寄せたが、すぐにいつもの
笑顔に戻った。
そうこうしているうちに、掃除のチャイムが
かかる。
「あ、このは〜、掃除場行こう?」
木「うん!」
さくらと木葉は、一階の手洗い場担当だ。
冬「祐ちゃん、バイバーイ」
中「うん、バイバイ」
そう言って、祐は、2-6を後にした。
さくらたちは、6組だが祐は1組である。
真反対のクラスなのだが、こうして時々
冬芽目的で、やってくるのだ。
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