藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第18章 ♡Story42♡ 究極の選択とネックレス...
「っちょ、ネックレスって本当に......」
「はい、俺が気絶したすぐそこの岩の間に......」
「っわかりました!俺が見てきますから藤ヶ谷先生は休んでてください。
その状況で捜索を続けるのは無理ですよ。」
「......わかりました、お願いします。」
「了解です!」
宏光は再び海の中へ潜っていった。
「......。」
「......。」
(本当にネックレスがあんのか?
藤ヶ谷先生が見た幻覚って可能性もあるような気がするけど......)
宏光は半信半疑で太輔が言った場所を中心にさがした。
すると......
「っ!?」
(っ嘘......
本当にあった......)
太輔が言ったとおり、ネックレスは岩のそこにある海藻に引っかかっていた。
「っ!」
宏光はネックレスを握り締め海面上に戻った。
「っ......」
(息が苦しいぃぃぃ!!(涙))
よく太輔が長時間も潜れていたなと思う宏光だった。