藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第18章 ♡Story42♡ 究極の選択とネックレス...
潜り始めて3時間...
「っ......」
ネックレスはなかなか見つからない。
「ぷっはぁ!ずっと潜ってんの疲れる(汗)」
水の上から顔を出す宏光。
「......アナタもう30ですもんね。」←
「それ関係ある!?
ってか藤ヶ谷先生はほぼ休憩なしで探してるけど大丈夫っすか?」
「えぇ、貴方より若いので。」←
「だからそれ関係ない!(涙)」
確かに疲れは出てきたが、今はネックレスを見つけ出すことに囚われているせいか
疲れはそこまで出てこない。
これが今後どう身体に影響するかはわからないが......。
「......。」
(なんでこんな大勢で探しても見つかんねぇんだよ......
まさか沖の方にでも流されたのか?)
まだ沖の方は人があまりいない......
「......ちょっと沖の方に行ってみます。」
「っちょ藤ヶ谷先生!休憩なしで沖じゃ身体壊しちゃいますよ!」
「今はそんなの関係ありません。」
太輔は再び水の中へ潜り沖のほうに向かった。
「っもぉ......どこまでも百合ちゃん大好きだなぁ(苦笑)
俺も休憩とったら沖の方にでも行ってみっか...「貴方!」
...あ、小夜と来海!なんだよ突然(笑)」
宏光が上がろうとした時妻の小夜と生まれたばっかりの愛娘、来海の姿があった。
「みなさんお疲れかと思ってお昼を持ってきたの。
もしかして用意されている?」
「いやまだ用意されてねぇよ!ありがとなぁ(笑)」
「あぁぅぅ...」
来海はパパのところに行きたいのか手を伸ばしていた。
「こら来海(笑)」
「相変わらず可愛いなぁ♡
これでパパまた頑張れるぞ!」
「それはよかったわね(笑)
来海、貴方のおかげてパパ元気になったわよ。」
「うぅぅ♪」
来海はかなりご機嫌。
「いつかビックなアイドルになっちゃりとかすんのかぁ♪」
「まだ生まれたばっかりなんだからわかるわけないでしょ(苦笑)
この子の将来はこの子が自分で決めなきゃ。」
「だな......」
(もしあのふたりにも子供が生まれたら来海と遊ばすかw
その前にはまずネックレスと百合ちゃん救出、がんばらねぇとな!)