藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第18章 ♡Story42♡ 究極の選択とネックレス...
「っ......」
_フッ「お休み(微笑)」
百合が放心状態となる中雅は部屋を後にした。
「っ本当に、どうすればいいの......?」
(あの人と婚約なんて絶対嫌......でも、
もし私が断れば......
太輔達みんなが傷つく......)
私一人が我慢すれば、
太輔達を傷つけることはない......
でもあの人と将来結婚しなきゃいけないなんて嫌だよ......。
百合はしばらく葛藤を続けた。
「っ今日はもう寝よう......」
クローゼットに手をかけパジャマに着替えた百合はベッドの中に入った。
「っぅ......太輔、
私はどうすればいいのよ......」
百合はベッドの中でうずくまりながら
涙を静かに流していた......。