第18章 ♡Story４２♡　究極の選択とネックレス...

「君の大事な人達を傷つけてもかい？(嘲笑)」



「っ！？」



「......(黒笑)」



「っ何よそれ！卑怯者！！」



「まずは“奈央”からかなぁ？(黒笑)」



「っなんで奈央ちゃんが傷つかなきゃいけないのよ！！」



「元々彼女を人質に取って美咲を操っていたからね......」



「っどういう、こと？」
(奈央ちゃんと美咲さんに何の接点が......」



「ふたりは血の繋がった兄妹だ、
奈央の方はその事実を知っていないようだけどね(黒笑)」



「っ......」
(美咲さんが守りたい奴って言っていたのは奈央ちゃんのことなんだ。
実の妹を守りたい一心で......この人の言うことを聞いていたんだ......)



「奈央は確定かな(嘲笑)」



「っ貴方はどこまで卑怯なのよ！！
人の弱みに付け込んで操るなんて最低よ！！！
美咲さんがどんな思いで貴方に従っていたのか......」



美咲さん、ずっと辛かったと思う。



お兄さんのことを誰にも言えず、その上妹の奈央ちゃんまで......



「奈央ちゃん......貴方のことが好きだって、気づいていないんですか？
文化祭の時、貴方と踊っていたとき凄く楽しそうだった。
バイト先でもよくしてもらってたっていつも言っていた！
貴方のお店で働くことが楽しいって......

そんな優しい奈央ちゃんを傷つけたら、私が許さないから！」



「......別に奈央に限った事じゃないんだよねぇ(嘲笑)
君に関わっている人全て、消すこともできるんだよ？

家族、友達、仕事仲間、事務所の人間......







































そして恋人もね(黒笑)」










「っ......！(睨)」



百合は鋭い視線を雅に送り睨んだ。



＿ﾌｯ「......(嘲笑)
明日はお店の方があるからね......俺が帰ってくるまでに決めておくといい。」



「っ......」







っ私は......









































一体どうすればいいの......？