第3章 二度初め
「…前にご飯に連れて行ってもらったときより緊張してます、なんか」
「はあ… 普通にしてりゃいいショ」
「なんていうか、巻島さん、変わんないんだけど大人になった?っていうか」
「ハッ、若いっつったり大人になったっつったり、意味わかんないショ」
伏し目で笑ってる
「まーそうなんですけど、だからなんか緊張します」
「そりゃどうも。さんて、オレより下だよな?」
「はい、3個下です、たしか」
「へえ」
「なんですか…」
「いや、たしかにイギリスで会ったときよりは'社会人'って感じだけど。高校生って言われてもわかんねーよナァ」
ニヤってしてる
「はあ…なんか巻島さん明るくなりました…ね?東堂さんの影響ですか?」
「なっ、それああ言えばこう言うってやつショ…」
一緒に笑ってる
お酒入ったからかな?
なんかすごい饒舌
でもすごい嬉しいし楽しい。