• テキストサイズ

(仮)能動的三年間

第3章 二度初め





「蔵前…ねぇ。千葉からいきなりイギリスに行ったからな……東京全然わかんないショ。」



「んー、浅草のほう、っていうのか、まーそんな感じです。」



「ふーん。会社は?」



「会社は水道橋、えっと、後楽園ですね。」



「あぁ、丸ノ内線。」


「そうそう。後楽園はそうですね。」


「金城が大手町で働いてるから丸ノ内線はたまに乗る。」


「へぇ。巻島さんのオフィス?は?」


「銀座。」


「(やっぱり…)全然秋葉原から近くないですね…」



「いや自転車なら30分もしねーショ!近い近い。」



「そうなんですか?自転車乗ったことないからわかんないです〜。」


「まぁ、初心者にはまず無理ショ。」


ニヤッて笑ってる。


夜の光と混ざって
巻島さんが綺麗すぎる
まだ夢みてるみたいだ

/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp