第5章 ストバス【青峰 大輝】
→良かったら、一緒に晩ご飯食べる?
柚の一言を聞いた青峰は、目を見開き驚いていた。
「マジで!?いいのかよ?!お前の手料理うめぇからな!」
青峰は、眩しい程の笑顔になる。過去に、柚は、青峰に手料理を食べてもらった。その時、高評価だったのだ。
「そんじゃあ!お前の家に行こうぜ!俺が、荷物持ってやっからよ!」
青峰は、柚の荷物を持ち更には、空いている片方の手を柚の手を繋ぐ。そのまま、柚の家へと向かうのだった。
「お前の手料理を食っていいのは…俺だけだ。」
青峰が、そんな風に呟いていたことに、気付かなかった柚だった。
ストバス【青峰大輝】
〈END〉