第3章 部活【黄瀬 涼太】
→黄瀬君に渡す。
柚は、スポーツドリンクを持って床に座っている黄瀬に近付いていく。持っていたスポーツドリンクを黄瀬に渡す。
「ありがとうっス!一番最初に、届けてくれて、ちょー嬉しいっス!」
黄瀬は、満面の笑みを浮かべながら柚からスポーツドリンクを受け取る。そして、すぐに口に含める。柚は、にこにことしながら黄瀬を見ていた。
「ん?どうしたんスか?」
柚の目線に気付いたのか黄瀬は、不思議そうな表情をすると、慌てて柚は首を左右に振る。
「そう?なら、いいんスけど…。あ、そうだ…。」
黄瀬は、何か思い出したのか柚の右腕を軽く引っ張り少し屈んだ所で黄瀬が柚の耳元で話す。
「放課後…2人でどっか出掛けないっスか?」
柚は、頬を僅かに赤く染めていたが黄瀬のお願いで、コクコクと頷くのだった。
「ありがとっス!楽しみにしてるっスよ!」
黄瀬も嬉しそうに、頬を赤く染めてお礼を言った。
部活【黄瀬涼太】
〈END〉