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第8章 1つ目


柳「ずいぶんと落ち着いたようだな」

仁「そうじゃな」

氷月の体からは少しづつ力が抜けており

目も少しだけ開いておる

じゃが、その目は疲労が溜まっており

今すぐにでも閉じそうな感じじゃ

水島「氷月、一度寝た方がいいよ?」

奈々はずっと背中を摩っておる

幸「奈々、氷月と一緒に寝たらどうだい?」

水島「えっ!でも」

柳「お前も疲労は溜まっている、マネージャーの仕事の後でもあるしな、此処で休んだほうがいいだろう」

水島「ま、雅治...」

仁「俺は同性にまで嫉妬はしんぞ」

水島「うぅ、ごめん」

氷月はゆっくりと息をしており

顔色もまだ青いがだいぶましになった

俺は氷月の背後に回りベットに腰掛ける

そのまま背中をさする

水島「氷月一緒に寝よう?」

返事の出来ない氷月の手を握り、奈々は大人しく夢へと落ちて行く

氷月の片手は自身の胸の前で拳を作っている

まだ辛いのじゃろう

しばらくして氷月の瞼が落ちれば

規則正しい寝息が聞こえてくる

俺は立ち上がりベットに2人きりにさせて皆の輪に戻る

仁「すまんかった、俺達が居ながらも」

柳生「仁王君だけの問題ではないでしょう」

ジャ「結界が真田達の邪魔をしたんだな」

家庭科室に入って一瞬動きを止めた

氷月はこちらに微笑んでは先に進むが

俺達3人は結界に邪魔されて前に進む事が出来んかった

結界を体当たりやらで壊すと既に解決しており

俺達は邪魔にしかならんかたっと思った

柳「それでも解決してくれたおかげで2つ目が現れた」

持っておる本に目を通しながら行ってくる参謀

手「俺達も手伝えないだろうか?」

青学部長さんが俺達の会話に入ってくる

幸「まだ整理出来てないだろ?手塚」

手「だが、何も出来ない事はない。少なくとも俺はな」

参謀から聞いた話だと

中学では精神科に通っていた事により

氷月はいろんなヤツから白い眼で見られておったらしい

そして、達也と言う人物はテニス部の1人だったと言う

彼らが行方不明なのにどうして彼女だけがと思っておったのが

桃城と菊丸の2人だけだったらしい
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