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第20章 残留思念


??側

七不思議と言う名のゲームの会場に入った

中は真っ赤な満月の月光で赤く照らされている

俺は仕事仲間を連れて長坂の爺さんから言われた事をやりに来た

?「4階、だな...」

?「この記録を見ると、生前はカウンセラーだったようだ」

仕事仲間の1人、大同卓

手元には今回関わった人物の情報を持って中身を見ている

俺は昇降口から真っ直ぐ階段に向かう

?「長坂爺さんの息子の嫁さんだってよ」

大「こんなにも綺麗な女性なんてな」

目的の場所にやってこれば緑色の大きなガラス玉が

部屋の中心にほかってあった

中に入って扉を閉め、人ならざるものが入ってこられないように

結界を張った

大同は緑のガラス玉に近づいてしゃがむ

懸命に何かを見ているようだ

大「島ちゃん、島ちゃん」

島「俺は島崎涼介で男だ。ちゃん付けするな」

大「はいはい。これさ」

島「?」

大「今まで見た事ないくらい、すっげー不安定」

島「...はぁ」

長坂爺さんの話を聞くと

爺さんの孫のお友達が瀕死寸前で掛けた封印だと言っていた

ガラス玉の中には封印の文字があるのに

ガラス玉事態は酷く脆い物である

中身の役割はしっかりと果たしているが、外見が機能されてない

矛盾の仕掛けとなっている

島「ほや、つべこべ言わずにやるぞ」

大「へいへい」

「「じゃんけんぽん」」

大「俺は外をやってくるからな。しっかりとやっとけよ」

島「ず、ズルい!先輩ズルいよ!!」

大「ほらほらやったやった」

島「うぅ...」

扉から1人で部屋を後にして校内を歩き回る

残っている浮遊霊を全て浄霊やら除霊させて封印の環境を整えていく

残った大同は俺の後輩であり

ソイツには封印が出来る別の環境を整えてもらうために部屋に残した

と言ってもやる事はチョークかなんかで魔法陣的な物を書くだけだ

1部でも間違えていれば封印は失敗に終わり

今のあの不安定な封印から解き放たれる事は間違いない

爺さんの話によれば、朝倉恵子と呼ばれている人物の霊が

少しだけ残留思念として現実世界に留まっていると言う事も聞いた

ソイツが目的の人物に何か手を出す前にこちらは早く

残留思念共々封印しないといけない

しかし

島「若すぎる...」

手元には封印したであろう人物の資料が届いている
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