第5章 私は幼馴染みとキスをしました
なんだかすったもんだあったものの何とかオーダーが決まる
毎日、1日の終わりに試合をするのでそこはローテーションしていこうとの事
本日のオーダー
D2:日吉、吉野
S2:海堂
D1:切原、忍足
S1:真田
用紙を記入し、真田へ渡す
「終わりました。行きましょう」
他のメンバーには先に食堂へ行くように促し、
私と真田先輩は担当の竜崎先生へ用紙を提出するべく
E施設へと向かった
E施設は監督専用らしい
まぁ、職員室的なイメージかな?
施設の前で跡部さん、乾先輩、不二先輩、宍戸さんを見かけた
「皆さんお揃いで」
声をかけると不二先輩はにこにこと私に手を振っている
不二「やぁ、君は副班長かな?だろうと思ってたけど」
クスッと笑いながら話しかけてきた
BとDは榊監督の所だったので鉢合わせたのかな?
そう思いながら答える
「個性派ばかりなので仕方ないですね」
どうやらBは跡部班長、乾副班長
Dは宍戸班長、不二副班長となったらしい
ある程度想定済みだ
「でも宍戸さんが班長は意外かも」
ふざけてそう言うと耳を引っ張られる
宍戸「なんだとー?もっかい言ってみろよ!」
「痛っ、ちょ、もっかい言ったら絶対怒るじゃないですか!?」
宍戸「あたりめーだ!!」
こんな会話ができる程度には、宍戸さんとは親しかった
鳳と仲良くなった時に、呼びに来た宍戸さんと挨拶を交わした
それからなんだかんだ、ちょくちょく言葉を交わしている
真田「そろそろ行こう。昼食に遅れる」
ふざけていた私は、はっと我に返る
「そうだった!行きましょう。」
先輩方に挨拶をすると竜崎先生の元へと向かった