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テニスの王子様*あなたに憧れて*

第1章 新たな場所で


コン コン
ノックをして職員室へ入る

「失礼します。吉野です。」

丁寧に挨拶を済ませると担任の先生であろう男性がこちらに向かってくる。

「おはよう。それじゃあ教室へ行こう」
担任は出席簿を片手に教室の方角へ歩き出した。

「あ、先生。部活道の入部届けの用紙を頂けますか?」
これを貰えないと今日から参加出来ないのだ。

「ああ、これだね。既に決まっているのかい?」
先生は出席簿の間から紙切れを取り出し、私の方へ差し出した。
私はそれを折りたたみポケットへ入れた。
「ええ。男子テニス部へ入ろうかと。」

そんな他愛もない話を続けながら教室へ向かった。
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