第6章 夏〜甘い時〜後半【裏R18】

いつの間にか才蔵さんは下帯を外していた。
ああ、やだ、もうすでに…。

才蔵さん自身はおへそにつきそうなくらい反り返り、赤黒く充血している。
先のところが少し濡れて光ってる？

「んん…」

入り口に才蔵さん自身をあてがわれ、そのままずぶずぶとゆっくり挿入される。

あ、才蔵さんが入ってくる…。

十分濡れてるからあそこは痛くはないけど、ここで寝たまますると板間だし…背中が少し痛いかも。
でも、あそこは気持ちいい。
熱い才蔵さんで、私の中が満たされてるのを、しっかり感じられる。

そう考えながら目を閉じていると、ぐっと腰を引き寄せられ、2人がつながったまま抱き起こされる。
さらに才蔵さんは、私の太ももからお尻にかけてしっかりと掴み、私の脚は才蔵さんの両腕に挟まれ背中の方に絡めるようになった。

「俺の首に手を回して…」
「え？」

言われるまま手を首に回す。
すると才蔵さんが立ち上がる。

えええ？だ、大丈夫なんだろうか。
私、重い、はず…。

才蔵さんに抱えられたまま、腰をくいっくいっと何度も突き上げられる。
自分の体の重みもありいつもにも増して才蔵さんを深く感じてしまう。
上下の揺れに合わせて奥深くに当たる気持ち良さと、この体勢を維持している才蔵さんの力強さを感じて快感が増幅され大きな声が出てしまう。

「あぁぁ…、才蔵さん、すごいっ…あはぁん…」
「あやね…」

才蔵さんの舌が私の耳元や首筋を這っている。
ゾクゾクとした痺れが全身に伝わる。
ああ、こんなの初めて。