• テキストサイズ

【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜

第11章 Guitar Lesson


「ほな、始めよっか。

つまずいてもええから、出来るとこまで弾いてみてや」


「はい」


ギターのチューニングを終え、コードを確認する。


「落ち着いてな」


「はい」


楽譜とにらめっこしながら、ギターの弦を弾いて行く。





「あ…」


間違えちゃった。


「大丈夫やで、続けて」


「はい」


気を取り直して、続きから弾き始める。





途中つまずきながらも、なんとか最後まで弾くことが出来た。


「んー、花音ちゃんの苦手なところは…。

こことここやな」


トントン、と指で示してくれる。


「ここのコード、それからこっちのリズムが苦手なんやね。

せやけど、ここの部分は得意なんだぁ」


1度聞いただけで、苦手な部分や得意な部分を見極めてしまう安田さん。


やっぱり凄いなぁ…。
/ 231ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp