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【関ジャニ∞小説】 Voice〜唄を愛する者〜
第1章 君の声にかき消されて…
「なんや、怖いんか?
合わせられへん、やなくて合わせてやる!の意気やで花音。
こないなことでへこたれる奴ちゃうやろ」
渋谷さんに言われて、今までの自分の言動を思い出す。
確かにそうだ。
「当たり前です!よろしくお願いします、渋谷さん」
次までに絶対合わせてみせるんだから!
「よし、それでこそ俺の花音や」
俺のって…。
「渋谷さんのじゃありませんが」
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