第6章 5人目♥体育 アランセンセー
(急に…呼べるか!!)
と思いながらも…
「…アラン…?」
と疑問形で呼んでみる。
するとセンセーは、あたしの耳下の首筋に唇を寄せて、
「脚…開いて…」
と舌を這わせた。
突然の事に驚いて、思わずセンセーの方を振り向く。
「と…突然過ぎませんか?脚を…って…あの…」
と最後まで言い終わらないうちに、後頭部を掴まれてチュッとキスをされた。
(!!!!?!)
目を見開いたままのあたしに、
「お前の唇…甘っ!」
と綺麗な笑顔を見せた。
そんな無邪気なセンセーに、あたしはドンドン惹き込まれていくのを感じていた。
突然のお願いに戸惑うものの、アタシはすぐに脚を開いた。
(センセーってガツガツ系?せっかくカッコいいのに…もっとムード欲しいな)
その時 アタシは、クロードセンセーを思い出していた
「…お前、今 違う男のこと考えてただろ?」
ハ!っと我に帰り、視線を上げるとアランセンセーがアタシを見つめていた
「やめるなら今のうちだぞ?」
「え!?」
ヤバイ!集中しなくちゃ!
「ごめんなさい…その…少し酔っちゃったかも」
「なら、もっと俺に酔えよ」
と言いながら、舌を絡めてきた