• テキストサイズ

お・ね・が・い ♥ 先生

第4章 3人目♥音楽 ノアセンセー


「単位…欲しいんでしょー?知ってるよ…ユーリから聞いてる。」

とセンセーは微笑む。

(…ユーリセンセー…あたしより張り切ってんじゃん…)

「は…はい。どうすれば貰えますか?」

とあたしは綺麗な顔を見つめた。
するとノアセンセーは、あたしの髪をかき上げながら、

「2つ…条件出しまーす。」

と嬉しそうに答える。

「2つ…ですか?何でしょう?」

とあたしは小首を傾げた。
白く細長い指があたしの唇に這わせられる。

「1つ目…俺にここで抱かれる事。2つ目…ここは保健室です。声は絶対に出さない事。」

(えーーーーーっ?!!)

「どうする?緖知里次第だけど」

単位は欲しいから願ってもないチャンスだけど…

でも声を出さないって無理じゃない!?

「早く決めないと時間切れになります。さーん、にー、いー…」

って勝手にカウント始めるノアセンセー。

「わ、わかりました!お願いしますっ」

慌ててそう言うと、ノアセンセーはいたずらっぽい微笑を浮かべながら、顔をぐっと寄せてきた。

「それじゃ、その可愛い声は俺がいますぐ塞いじゃいます」

「え…っ」

不意にノアセンセーはあたしを組み敷いて、

キスであたしの唇を声ごと奪った。
/ 103ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp