• テキストサイズ

お・ね・が・い ♥ 先生

第4章 3人目♥音楽 ノアセンセー


(な、な、なにこれーっ!?)

ノアセンセーと一枚の布団に包まるという状況に、
あたしの心臓は恥ずかしさにバックバク!

赤面して至近距離で見上げると、

ノアセンセーは飄々とした様子であたしを見ていた。

ドキン…

鮮やかな金髪に白い肌がすごく眩しい。

(まるで人形にエメラルドが埋め込まれてるみたい)

でも、その碧色の瞳は何を考えているかまったくわからなかった。

「ねー、抱き心地ちいいから、このまま添い寝してよー」

「えっ…!?」

「それとも、床の方が好き?」

(は…?何言ってんの…?意味わかんないんですけど…)

ただでさえ保健室のベッドは小さいのにこの状況……。
床の方が良いような気がしてくるから不思議……。

あたしは無意識のうちに「はい」って答えていた。

「ふふっ。君、面白い子だね。」

ノアセンセーはそう言うと、ベッドの周りに掛かるカーテンをシャーっと引いた。

「俺も床の方が好きだけど、誰か来たら困るから。」

(……やっぱ意味わかんないんですけど〜!?)
/ 103ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp