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【恋の乱】才蔵さんの嫉妬【R18 裏】

第4章 ※※※※


「俺の見たことない顔してた」

目をそらしたまま才蔵さんが呟いた。
あら、少し頬が赤い?

…!何てこと。
そんなことに嫉妬?
嬉しいけど…本当に…本当に可愛くて…
めんどくさい人だ…。

私は呆れつつも温かい気持が
胸いっぱいに溢れてくるように感じた。

そして私は才蔵さんの襟元を両手で持ち
ぐいっと下に引っ張った。

「なっ…何をするっ…」

才蔵さんの顔を引き寄せ、
そして足りない高さは精いっぱい背伸びをして
そっと口付けた。

触れるだけの口付け。

目を閉じたまま少しの間唇を合わせ、
そして離した。

目を開けるとびっくりした才蔵さんの顔がある。

「才蔵さん…大好き。」

私はとびっきりの笑顔でそう言った。
だって本当に可愛らしくて
愛しい人だと思ったから。

すると才蔵さんは今まで見たことがないくらい顔を真っ赤にして呆然としていた。

そしてはっと我に返ったらしく

「…許さない」

そう言うと、いきなり私をきつく抱きしめ
乱暴に唇を塞がれる。
強引に舌が割り入れられ私の口内で激しくうごめく。

「んっ…んっ…」

息もできないくらいの動きの早さに圧倒される。
そしてだんだん頭の中がぼうっとしてくる。

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