第1章 第一章
飛行機の窓からアメリカを見る。なんやかんやで2年ほど居ると、愛着というかなんかそんなものが湧いてきて、だんだん遠くなる地に寂しさを感じた。
私がアメリカに行ったのは、母の病気に詳しい名医が居るということだった。その頃仲の良い友達…友達以上の子と別れ、11歳のころ渡米した。けれど、母の病気は治ることなく亡くなってしまった。ドクターは一生懸命治療してくれた。
また、時々私はストバスをしていた。
いろんな人と会って、勝ったり負けたりして、大人と混ざって練習したりして、
そして
私はバスケの才能が…
開花した。