• テキストサイズ

ハイキュー短編詰め込み集!

第5章 及川・菅原・月島 『そうだ!夏祭りに行こう!!』



「ここが花火の穴場だよって
友達が教えてくれたんだ。
あ!今の花火ハートだったね!」

「今の花火は月の形だったな。」


花火が始まってから、
だいぶ沈黙が増えたのは…
きっと偶然なんかじゃない。


今度こそ謝ろうと思ったら、
彼女から話し始めた。


「なんだかごめんね。
付き合いとかもあるだろうし、
あたしなんかが菅原くんの横なんて申し訳ないや。
よかったら…みんなに合流してあげて…?」

こうやって人を気遣える所
大好きだけど
やっぱり今は好きになれない。

青井の手をぎゅっと握って

「今は俺が謝る所だべ!
俺は、嫌なら今日誘ったりしないし!
俺が隠れたのはもっと2人で居たかっただけだし!
むしろ今日来てくれて嬉しかったし!」

もう本音言ってカッコ悪いとか今はなし。

もう気持ちが抑えきれない…。


大きく深呼吸して…


「「好きです」」


えっ…うそだ…。
言葉がシンクロした…
心臓…早すぎて痛い。

「あたしも菅原くんの事…好きです。
今日も一緒にお祭り回れるの嬉しくて…。

あたしを菅原くんの彼女にして下さい。」


「俺も青井の事が好きです。

どうか俺の彼女になって下さい。」


はい。喜んで。
と泣き笑いする彼女をぎゅっと抱き締めて

手と手を絡ませて繋ぐ。




彼女を悲しませないと誓います。
大切にすると誓います。


これから季節を
たくさん笑顔で一緒に重ねていこうな。

大好きだよ!



おしまい



/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp