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ハイキュー短編詰め込み集!

第5章 及川・菅原・月島 『そうだ!夏祭りに行こう!!』


『菅原くんと夏祭り』


ふぅ…時間よりは…早く着けたかな。
今日は祭りだから、人も多いし先に着いて待っておこう。


俺の待ち人は、いつもにこにこしてる。
お人好しで
同性から好かれるタイプの女の子。


仲は…いい方かな?とか勝手に思っちゃってたり。
だから今日の祭りの誘いも受けてくれたんなら
すごく嬉しいなぁ…。


「菅原くん〜!待たせてごめんね?」

俺を見つけるなり、
申し訳なさそうに深々と頭を下げる。

「そんなん気にすんなよ!
女の子は色々時間かかるべ?」


そして浴衣…
似合いすぎるだろ!!!

今ほど心の声が漏れなくてよかったって時はない。


金魚の浴衣が彼女をさらに大人っぽく変身させる。
あまりの衝撃の大きさに思わず見とれてしまう。


「浴衣着てみたんだけど…どうかな?」

「すげぇ似合ってるよ!
大人っぽいからイメージ変わるわ〜!」

「やったぁ!
…今日のために買ってよかった…」


青井は小さい声で言ったつもりだけど
バッチリ聞こえてしまった…。

今日のためにって…俺うぬぼれるよ?


「とりあえず花火まで縁日回るべ!
何か気になるものがあったら言う事!
分かった〜?」

「了解です!!」

ニッコリ敬礼ポーズをとる。



「なんだかデートみたいですね〜?
とか言ったら菅原くんのファンに怒られちゃうね」


「もしかしたらデートかもしれないですよ〜?
とか言ったら青井さんファンに怒られるな」


顔を見合わせてクスクス笑う
こんな空気感が俺は好きなんだよね!



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