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今 夜 か ら は 。

第4章 お鍋の日。



嫌なのに。

手を離そうとするも
握る力が強くなっていく。

だから振り払えない。











 「………っ…」



あまりにも強い力で
手が痛くなって来た。

だけど、離せないから
どうする事も出来ずなまま。











 「ほら、何も言わんって事は嫌ちゃうんやんか」




嫌です。

その一言が
どうしても出ない。


目の前の渋谷さんに
視線を送れば…
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