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今 夜 か ら は 。
第4章 お鍋の日。
「………渋やんにそんなん言う権利無いやん、彼氏やあるまいし」
さっきまでの
ほよほよした口調は
真剣なものへとなり
声自体も低くなっていた。
一瞬にして不穏な空気が流れる。
まさしく、一触即発のムードとはこの事で…
「彼氏やなくても、嫌がってる子見てたらほっとかれへんわ」
「嫌がってんなら振り払うやろ。それをせぇへんって事は…えぇって事やん。なぁ?」
と、顔を覗き込まれ
更には手を強く握られる。
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