• テキストサイズ

過去と、今と、未来の狭間で【進撃の巨人 エルヴィン 後編】

第33章 ナナシの想い














・・・何だ?
いつもツンツンしているナナシがデレると、
こんなに破壊力があるのか。

俺を喜ばせるのに長けた恐ろしい小悪魔・・・
いや、今は天使だ。



エルヴィンは額に汗を滲ませながらゴクリと喉を鳴らす。

思えば合意によるナナシとのセックスは初めてだ。

前は弱っている所を無理矢理強姦してしまったので、
ナナシを傷つけてしまったが、今回は違う。


今回はナナシから誘ってくれたのだ。
しかも、今はいつも放っている『触ってくるなオーラ』とは真逆の
『エルヴィン好きにして良いよオーラ』が激しくエルヴィンに
ぶつかってきている。

これで期待するなという方が無理だ。



だが、いつも期待を裏切られ続けているエルヴィンとしては
最終確認を行うべきだと判断し、もう一度尋ねる。



「本当に良いんだね?俺は君を抱くんだ。それは理解しているな?」


ナナシは一瞬キョトンとしたが、はにかむとコクリと無言で首肯した。

その可愛さにまたエルヴィンの息子が育ったのは言うまでもない。





/ 403ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp