• テキストサイズ

独占欲の強い彼。~片思い~

第2章 恋の始まりの時間


梓「ひゃっ...!」

突然扉を閉められ、腕をひっぱられる。

業「...何で逃げたの...?」

彼は少し悲しそうな目で私を見る。

梓「...えっと...その...」

業「俺ら、会ったばっかだけどさ、ちゃんと知りたいんだよね、梓のこと。」

彼は真剣な目で、私を見下ろしている。(壁ドン状態)

梓「た、たいしたことじゃ...ないからっ...んぅ!?」

彼は話そうとしない私に怒ったのかわからないが、突然キスをしてきたーー。

業「早く話さないと、色んな所にキスするよ?(ニヤ」

梓「私達、恋人じゃ...ないのにっ...」

業「今はそんな事関係ないよ。で、なんで逃げたの?」

梓「うぅ....か、業くんに...ドキドキした...から...?」

業「え...?それだけ....?何で?」

梓「私、恋しちゃいけないの...幸せになっちゃいけないの....! 」

彼は気づくはずのなかった、私の過去に足を踏み入れる。

そして、甘く切ない、私の片思いが始まろうとしていたーー。
/ 15ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp