• テキストサイズ

マギ 〜夜宴〜

第2章 「貴女って人は」 ジャーファル裏



「うーん」


私は悩んでいた。 空で。

「どうしようかなぁ〜」

浮遊魔法を使ってシンドリアの上空で日向ぼっこ中。
この前は、ジャーファルに叱られたけど
そんなことで、へばる私ではない。

そよそよと風に吹かれていると、

「うーん………っあ!」

瞳に映ったのは、廊下を歩く 我が王、シンドバッド様だった。

「シンドバッド様ぁー!」

魔法をとき、王のところに飛んでいく。

「ん?おお!さくらか。どうしたんだ?」

一瞬驚いた顔をして、訪ねてくる。


ストン と着地し、王に駆け寄る。

「あのですね〜、明日はジャーファルの誕生日なんですけど……」

「えっ⁉︎ マジかっ」

王は本当に知らなかったらしく、目を見開いていた。

「…はい。それでプレゼントが決まらないんです」

「うーむ。そうだなぁージャーファルに…」


しばらく考え込み、何かを思いついたらしく顔をあげた。
/ 16ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp