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音駒高校インターナショナル科

第2章 入学と合宿のススメ。


「ふー…部活終わったー!!
まろん、先に教室戻るから!」
「いや、リエーフ。お前と教室違うし。」

そう。部活が終わっても、マネには仕事があるんですよ。だからマネやりたくなかったんだ…

ぶつぶつ言いながら片付けていると、夜久先輩が手伝いに来てくれた。

「ごめんな。リエーフが無理に誘ったんだろ?」
「ああ……まあ、とリあえず頑張リますよ。」

そう、どうしてマネなんかやってるのか。
それはリエーフに無理矢理…
そう、無理矢理!誘われたからなんです…

まあ、別に辞めたいほど嫌なわけじゃないし。
それを伝えると、夜久先輩は安心したようにホッと一息ついた。

「そっか。まあ、がんばれよっ。」
「はあーい!」

夜久先輩は良い先輩!良い相談相手だなあ。





ーーーーーーーーーーーーーー



まあ、そんなこんなで片付けも終わり、教室に戻る。

ガラガラッ

「Good morning everyone!! It's Marron!!!」

インターのクラス内では基本英語で話す。
まあ今のは“みんなおはよー”ってことね。

「Oh, Marron!! You know, I picked up a kitten yesterday. So I'm protecting it!」

この子は一番の友達、ネル。
本名はエレン・ロックマン。
子猫を拾ったんだって。

「Wow, really?! You have the pic, Nell??」
「Yes, yes! I have!! Here!!」
「……Oh my gosh!! It's too cuuuuute!!」

ネルが写真を見せてくれたんだけどさ。





……もう、可愛すぎかよ!!!!!!

ってなったわけ!分かる!?
ジャパニーズボブテイルの可愛さ!

ネルと二人で可愛さに悶絶していると、
クラスメイトに呼ばれた。

「What's up?」
「Lev is calling you.」

……まじか。
リエーフが呼んでるんだとさ…
空気読めよ!

「Okay, I'll come.」

とりあえず教えてくれた子にすぐ行くと伝えて、そっちへ向かう。

そこには、リエーフがキラキラした目で待っていた。
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