第10章 出陣
皆んなが集まってきた
最後に来たのは平助だった
「平助!!!」
「皆…僕は剣の腕はイマイチだったけど…僕には医術がある!皆んなが怪我をしたら、僕が看る!!僕は皆んなのサポート役だ!!だから連れて行ってください!!」
年のわりに小さい男の子は頭を下げた
「当たり前だ!その覚悟!俺は実に立派だと思っておるぞ!平助!」
「小太郎くん…」
「平ちゃん!!すごく頼もしいよ!!一緒に頑張ろう!!」
名前は平助の両手を持ち笑いかける
平助は赤くなって
「名前ちゃん…頑張ろう!!」
ベリッ
「はい、そこまでー!平助ぇ〜?頑張ろうな〜!!頼むぜ〜!」
二人の間に入り引き離す
「ぎっ銀時くん!!がっ頑張ろうね!!」
引きつりながら平助は言う
「全く銀時は…」
桂は呆れる