第8章 攘夷戦争
寺子屋の前で銀ちゃんと手を繋ぎ皆んなを待つ
夜も明け朝だ
1番に来たのは息を切らした桂だった
焦げ臭い匂いがしたので走ってきたという
「銀時!!これはどういう事だ!!何故、寺子屋がない!!松陽先生はどうしたのだ!!」
気が動転しているのか銀ちゃんの胸ぐらを掴み早口で問いただす
無理もない。当たり前だ1日でこんなに変わってしまったんだから
そんな桂をみてまたジワリと涙がこみ上げる
「皆ちゃんと揃ったら説明するから…手を離せ」
少し低い声で銀ちゃんが言うと
桂は手を離しそうか…と呟いた