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いちご牛乳

第13章 月の差し込む夜 R15



今日も雨が降っている
桂は夜、話があると皆を広間へ集めた


「もう随分と休戦状態が続いているが、ここらで一気に油断した天人達を畳み掛ける。これも偵察班が天人達のアジトを見つけてくれたお陰だ!決行は明後日だ!細かい作戦などは、明日話そう!今日は宴会だ!心おきなく酒を飲んでくれ!!」



ウォォォオ!と雄叫びに近い声を皆が発して宴会が始まる



ドカッと銀時は私の隣に座る


「おめーはあんま飲むんじゃねーぞ!」



「分かってるよ!それより、銀ちゃん顔赤くなるの早くない?もうそんなに飲んだの?」

「久々の酒だからな!それに、高杉の野郎はラッキーな事に見張りの番だからな!酒が進むし旨え!」
ガハハと笑いながら少し赤い顔をした銀時は言う



「ひどいなぁ!こんな日に見張り何て晋助可哀想…」




それを聞いた銀時は明らかに顔を僻ませて
「てめーは最近、高杉かヅラとか平助に後辰馬だな!俺はおめーと二人になるな!ってヅラに牽制されてっしよぉ!」


「そんな事で不機嫌にならないのっ!今日は楽しく飲もうっ!!」



銀時の空いてるグラスにお酌すると満更でもなさそうな顔をする銀時
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