• テキストサイズ

いちご牛乳

第13章 月の差し込む夜 R15



その後銀時はフラフラと色んな所へ行き皆と飲み比べをしていた




私もチビチビとグラスに入った酒を飲む
すると次は鬼嫁の酒瓶を片手に赤い顔をした辰馬がやってきた



「おーう!名前!なんじゃ、チビチビ飲みおって!久々の酒じゃき、もっと飲まんか!」

そう言いながら、まだ酒の入ったグラスにドンドンと注いでいく


「あ!辰馬!!あたしはそんなにお酒得意じゃないからそんなに入れなくていいよっ!」



「なーんじゃ〜。そーかそーか!名前は飲めんのか〜そりゃ、女の子じゃもんな〜男と違いお前は可愛い可愛いおなごじゃ〜飲めんのじゃ、しょうがないもんな〜!か弱い乙女じゃもんな〜」



女を連呼し、明らかに挑発だと分かっているが…マジでムカつく…



「名前ちゃん…辰馬さんの悪い癖だよ…簡単に乗っちゃ…「もっぺん言ってみろ辰馬ぁぁあ!!!」乗るんかい…」



隣の平助は苦笑いをしながら名前を止めようとするが、名前も少し酒が入っているせいか、子供みたいな挑発に乗ってしまった



「何回でも言っちゃるぞ!可愛い女の子♡名前はお酒が飲めない可愛い女の子じゃき!」


「飲めるわ!!先に潰れた方が負けだよ!辰馬!!!」




「そうこなくっちゃ面白くないぜよ!!」


「名前ちゃん!!辞めた方が…」



「平ちゃんうるさい!!辰馬を黙らしてやるんだから!!」

「はい…」


仲裁しょうとした平助だが、ほろ酔いの名前に怒鳴られ縮こまる




ゴクゴク
「んっ。飲んだよ!!次辰馬の番!!」


「おっしゃ!手加減しないぜよ!!」


辰馬との飲み比べが始まる



平助は別に呼ばれ後ろめたさもあるが席を外す
/ 178ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp