第38章 第37セット
*縁下side*
___ヤバイ
足がふわふわする。
落ち着け
練習試合と同じ様に 同じ様に
同じ____
___同じじゃない、、、!!
あの背中の後ろにいる事と
あの代わりをやる事じゃ話が違う、、、!
月「あ、やっぱり縁下さんなんですね」
「、、、?」
影「縁下さん、最初から速い攻撃上げても大丈夫ですか」スス、、、
「あっ、うん」
西「力ァー!!むこうの1番外にフッ飛ばしてくるから頭入れとけよーっ」ビョッ
「おっ、おうー」
田「_____縁下、、、、すまん、頼む。」
「、、、? っ! 「すまん」て何だ?」
田「、、、?」
「大地さんにぶつかった事か?、、、今のはどっちが怪我してもおかしくなかった。結果的にはお前との接触で大地さんが抜けたのカモだけど、今俺達が考えてる事があるとすれば___旭さん。お願いします」
東「お前には怪我がなくて良かったです!!」ドゥンッ
田「!」
「ハイハイ!ホラホラ!ただでさえ大地さん抜けて戦力ダウンなんだから、お前が落ち込んでたら困るんだよ」
試合が再開した後すぐに点を決められ、俺のサーブカットミスであっという間に1点差につめられた。
「すみません!」
西「俺がもう少し広く守る!」
「悪い西谷、、、!」
__今のオレの技術で大地さんに敵うわけがない
でも、ココに立った以上
そんな逃げるための言い訳はなんの意味もない
それに__
逃げる方が絶対あとからしんどいって事は
もう知ってる
「サッ 来オオオい!!!」