第36章 第35セット

花「なぁ岩泉。及川と優ケンカになってね？いーの？」


岩「ほっとけ。バレーやってる時はよくあんだよ。お互い煽んの好きだし、負けず嫌いだし。ネット挟んでケンカなんてしょっちゅうだ。それに、プレーでやり返すかんな。」



「岩ちゃん！」


岩「わーったわーった。いいトス寄越せよ？」


「当たり前！」


いくら現役とは言え、男子のスパイクを拾えるような子は中々いない。

優を除いては。



俺達は高さとパワーで押し、優たちは攻撃の多彩さで押した。あと優の攻撃。



けど俺達がなんとか押し切り、1セット目は勝利。



花「優やべぇな。」


松「俺ブロック何本抜かれたことか､､､」


金国「優さん✨」


「はいソコきらきらしない！」


花「まぁでも、このまま2セット目も取れんべ。」


「あ、うん､､､」



けどこのまま優が終わるかな､､､？








小さな不安は見事的中することになる








岩「はぁ!?あいつがＭＢ!?」


「うわぁ､､､めんどくさっ､､､」


花「もう驚かねぇよ」


松「ブロックできっかなぁ」