第35章 第34セット
*岩泉side*
及「岩ちゃん!!」
「及川、いたかッ!?」
及「いや、誰も見てないって、、、」
クソッ、、、どこに居んだよ、、、
優ッ、、、
プルルルル、、、 着信〘松川一静〙
「見つかったか!」
松『柴崎と男二人が優連れてったの見た奴がいて、校舎の方いったらしい!』
校舎っつってもこの学校はとても広く4階まである。
その一つ一つを探すなんて時間が掛かり過ぎる。
しかも男二人って、、、
スピーカーにして及川も会話の内容を聞いていた為、俺と同じことを考えたらしく、顔が青ざめる。
及「校舎、、、男、、、、、ひと気の無い、、、」ブツブツ
ボソボソと呟いていて何を言っているかは聞き取れないが、心当たりを探しているようなので声はかけなかった。
及「4階の資料室横の空き教室、、、」
思いついたように声を上げ、電話の向こう松川に告げる
及「4階の資料室横の空き教室だ!あそこなら普段誰も来ないし鍵も壊れたままでかけられてない!」
松『わかった!』
及「俺達も行こう!!」
「おうっ!!」
頼むッ、、、間に合ってくれ!!