第35章 第34セット
*??side*
男1「ほんとに良いのか?ヤッちまって」
「いいって言ってるでしょ?今更怖気づいたの?」
男2「見つかんねーか心配してるだけだっつの」
「平気よ。こんな外れの空き教室なんて誰も来ないわ。」
男1「バレー部の奴らに見つかったりとか」
「うるさいわねぇ!とっととヤッちゃいなさいよ」ニヤ
男1「へいへい」
男2「無理矢理はあんまシュミじゃねーんだけどなぁ」
男1「なら見てろよ」
男2「やだね、せーっかく優チャンとできるんだし?無理矢理でも大歓迎だっつの」
後ろで手を縛られてるにも関わらず睨むのを止めないコイツ。
「いいのかしら?そんな目しちゃって。あなた、自分が今どんな状況か分かってる?」
男1「俺優しくすんの苦手だからさぁ、大人しくしてね?」
「怯えちゃって、、、いい気味」フッ
あなたがいけないのよ?
大して可愛くもないくせにバレー部のみんなに好かれて、はじめ君にも大事にされて。
私と付き合ってるのにはじめ君は私なんかちっとも見てなかった。
視線の先はいつもアンタだった。
どうせ好きになってもらえないなら、
みんなの大事にしてるアンタを壊してあげる。