• テキストサイズ

あなたの声が聞きたくて【ハイキュー!!】

第35章 第34セット






この後はキツイキツイ上り坂。



角度がえげつない。そして長い。


マラソンのコース決めたやつ誰だよホント!!




心の中で悪態をついていると、余裕そうな私を見てイラついたのか賢太郎がペースを上げた。



馬鹿だろこいつ!!後のこと考えろよッ!!



ペースを変えずに走って、地獄の坂を登り切ったら賢太郎へばってたから笑顔でお別れしてきた。



後は徹とはじめ。


100メートルくらい先にいる。



残りは1キロ。



少し早いけどスパートかけるか、、、



酸素の足りてない体に活を入れ、追い抜きをかける。



それに気づいて徹たちもペースを上げた。



逃げる徹たちと追いかける私。



差は10メートルあるかないか。



ゴールまで100メートル。



無我夢中で走った結果、二人とは3秒差で負けた。



記録は22分38秒

去年より少し早くなったからいいっかー。



全力を出しきった徹とはじめはでっかいタオルを頭にかけてゼーゼーいってた。


走ったあとは軽く足動かせって言ってるのに、、、






/ 638ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp