第33章 第32セット
及「、、、絶対今失礼なこと考えてたでしょ」
いやいやそんなぁ〜
にこやかに否定したらこめかみグリグリされて頭割れるかと思ったよ。
パワー5リラめ、、、←
及「ん。できたっと」
ホラッと鏡を見せられると、綺麗に整えられた私の髪。
軽くされたお化粧も上手に仕上がってる。
嬉しいけど腹立ったから腹パンしといた♡
お財布とケータイを巾着に入れていざ出発。
それなりに大きいお祭りだから人もたくさん。
はぐれたら合流できない自信あるよこれ!!
「優!」名前を呼ばれて差し出されたのは徹の手で、何となく察して手を握る。
上機嫌で歩く徹は昔と変わらずはしゃいでいて、食べ物にばっかり興味を示した。
及「あ、わたあめあるよ!たこ焼きも!あぁ、あとでカキ氷も食べなきゃ!」
昔っから変わんないなぁなんて苦笑いしていると目の前に見える茶ピンクの髪の毛と黒髪の癖毛そして、つんつん頭の黒髪。
貴大と一静とはじめだッ、、、
クイッと袖を引っ張ると徹も気づいたようで、私はそっど徹の後ろに隠れた。
花「あれ?及川じゃん」
松「何してんのこんなとこで」
及「お祭りに来てるに決まってるでしょ!!」
岩「クソ川うっせぇ。つか、後ろの誰だよ」
!?気づかれた、、、。逃げたい。