第33章 第32セット
クローゼットから浴衣を引っ張りだして着たのはいいけどさ
今日のお祭り、近所のだからみんな来るじゃん。
みんなって?
烏野に白鳥沢に青城だよあほー。
がちでみんな来れるところなんだもん。
誰が行きたい言うかぼげぇ←
コンコンッ
及「優ー?浴衣着れたー?」
扉を開けると徹が浴衣を着ていて、いつ着たんだよってツッコミたくなったけど似合いすぎて辞めた。
はだけ具合もやばいし、、、ってナニをおもった!!?
ナニモカンガエテナンカナイヨ。ウン。
及「よし、上手に着れてるね。
及川さんが髪をやってあげよう!」
徹は男なのに私より髪を整えるのが上手いってどゆことだ。
アイロンやコテを使いながら髪を編みこんだりして綺麗に結んでいく。
自分の女子力のなさに涙出てくるよ。
それより、、、
徹も分かってるはずだよね、、、みんな来るって、、、
鏡を通して徹を見る。
及「心配しなくていーよ」
ふぁいッ!!?
及「そんな驚かなくても、、
ちゃんと俺が守るからさ、信じて?」
なぜだろう。
徹に信じてって言われると
頼りなく思ってしまうのは←