第33章 第32セット
*優side*
今日も烏野に行ってきた。
日に日に進化する烏の群れは面白くて仕方がない。
そういえばもうそろそろ春高の一次予選かー。
青城は出ないけど。
教え子たちの試合、観に行かなきゃね!
なんてルンルンしてたよ?
家の前に来るまでは。
私の家の前に立っていたのは
及川サァン。
うげぇ(⌒_⌒;
及「うげぇって顔しないの!ハァ
また、、、烏野?」
そ、そんな悲しい顔、、、しないでよ、、、
及「ま、良いけどさ。
今日の花火大会、一緒に行こうよ。」
待って。話の流れ。おかしい。
及「あ、もちろん二人でね?」
うん。聞いてない。
及「あ、優ママには許可もらってるから!」
おかぁさぁぁぁぁあん!!?
母「優うるさい!」
うん。声出してない。理不尽。
及「いーからいーから!シャワー浴びてきなよ!」
しぶしぶシャワーを浴びてあがると私の部屋に徹が寝ていた。
人一倍努力してるもんね、、、。
相変わらずきれーな顔してるなーなんてほっぺツンツンしてたら
及「寝込み襲うなんてダイターン」フフ
急に起きたのでニッコリ笑って部屋から追い出してあげた。