第32章 第31セット
カランカラン♪
店に入り、慣れた様子で注文する優。
常連みたいで、店員のおば、、、オネーサンと何やら話している。
真っ赤になって照れるアイツかわい。
店のテラス席に座りながら食べる。
「お、さんきゅ!、、、うっま!!」
優が俺に薦めるだけあってほんとに美味い。
そう言うと自分が褒められたみたいに笑う。
そゆとこ、ほんと好き。
そーいや、松も国見も告ったんだよな、、、。
及川から聞いたけど烏野のやつも。
俺も伝えねーとな、いい加減。
「優さぁー、、、」
変なところで区切られたから首を傾げる優。
何から何までかわいい。
お前は俺をどう思ってるかね。
仲間? 友達? 親友?
わりーけど、そのどれにも当てはまるつもりないよ。
「俺と付き合お?」