第6章 第6Q
すると急に
火「クックックッ…ハッハ…ハハハハハ…!!」
火神が笑い出した
何やってるんだ
急に笑い出して
火「ワリーワリーちょっと嬉しくてさァ…そーゆーこと言ってくれる奴久しぶりだったから。アメリカじゃそれがフツーだったんだけどな」
アメリカに居たのか火神
だから少し強いわけだ
火「日本帰ってバスケから離れたのは早トチリだったわ。ハリ出るぜマジで。やっぱ人生挑戦してナンボじゃん」
やっぱり火神はあの人に似てる
でも何か違う
火「強ェ奴がいねーと生きがいになんねーだろが。勝てねェぐらいがちょうどいい」
なぜだろう
まだ「キセキの世代」に勝てるような力はないのに火神なら勝てると思ってしまう
彼にはそれだけ秘めた力があるのかな…
火「まだまだ!こらからだろ!聞いてねぇ御託並べんのは早ーんじゃねーの?」
火神ならきっと涼太に勝てるそう思えるのはなぜだろう
火「…おかげでわかったぜオマエの弱点。見えれらできる?見えなかったら?そもそも元からウスちのが前提じゃやれって方がムリな話だろ。いくら身体能力が優れてるオマエでもカゲを極限までウスめるバスケスタイルだけはできない」
そして黒子が火神に捕まっていた
火「…つまり黒子だろ!オマエの弱点」
まさか火神が一番最初に気づくなんてな
リ「結衣ちゃん、火神君の言ってることは…」
「はい。合ってます…そして1つ言っておくと涼太は「キセキの世代」のバスケスタイルは模倣できません」
黒子以外の他の人達のスタイルならやろうと思えば出来るだろう
でもそうすると今の涼太じゃケガをする
まだ完全に体がついていけないはすだ
「キセキの世代」の模倣まで出来るようになったら涼太は今まで以上に最大のライバルになるだろう