第16章 その頃・・・美少年達は
優希『涼くん。大丈夫だった?
理桜、何か失礼なこと言ったりしてない?』
黄瀬「あはは。大丈夫っスよ~。
心配いらないっス。
理桜っちとは、仲良くなれそうだしね。」
優希『涼くんが、そう言うなら。
まぁ。大丈夫なの、かな?
悪気はないと思うんだけど、理桜は
割とズバッと物言うとこあるから。
知らないうちに、敵作ってる事が割とあって。
少し、気になってたの。』
黄瀬「全然、問題ないっスよ!
ズバッと言われたほうが、俺的には
嬉しいっス。何を考えてんのか、分から
ないより、いーと思うし、っね!」
優希『そういう考え方もあるよね。
ありがとう。理桜とも、仲良くしてくれると嬉しい。』
黄瀬「もちろんっスよ!理桜っちと、
後でメルアドの交換しとくっス。」
優希『うん。宜しくね。
あ。そういえば、理桜はどこ行ったか知ってる?』
黄瀬「そういえばって(笑)
理桜っちなら、ビュッフェの方
にいるっスよ。ね、優希っち。
俺達も、食べないっスか?」
優希『うん♪食べたいかな。』
黄瀬「優希っち、そのドレスで動くの
大変でしょ?だから、すぐそこにある
テーブル席に座って、待ってて。
俺、適当に料理とってくるっスから!」
優希『ありがと。そこ、座って待ってるね。』
黄瀬「優希っち。
なんか、リクエストないっスか?」
優希『う~ん。サラダとか、パスタが
あったら嬉しいかな。
嫌いなものは、特にないから涼くんに、
おまかせするね。』
黄瀬「はいっス!
じゃあ、行ってくるっス~!」
優希『いってらっしゃい!』
私は、近くのアンティーク調の白い
テーブル席に近づいて椅子をひき、
腰掛ける。