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【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった

第2章 夢で見た空


「ゆずき?大丈夫?」

ボーッと考えていた私をクリスタが
心配そうな顔で見ていた

「大丈夫!
…初めてさんの話聞いたから
もう、この世にはいないんだって思ったら
なんか…悲しくなって

会ったこともない人なのにね!

これだけ似てる似てるって
間違われたら
勝手に親近感湧いちゃったりして…」

私は無理に笑ってみせた

「しかし本当によく似てるよなぁ
よーく見たら違うって気付くけど…」


エレンはまじまじと私を見つめる


「そんなに見ないでよ…」
私は目をそらした

そこへふと目に入ったのは
エレンの両脚に付いている
謎の装置…

「それなあに?」

「??ああ、これは
立体機動装置
飛べるんだぜ?」
エレンはにやりと笑った

「飛べる?
…ああ!それを使って下から一気に
飛んできたってこと!?」

そそ、と頷いた

「へぇ〜見てみたいなあ
飛んでるとこ」

「じゃあ、あそこに見える
でかい木があるだろ?

あそこまで飛んでやるよ」

そう言うとエレンは窓の方に向かった

「ちょっとエレン?
…リヴァイ団長にバレたら
またどやされるよ?」

心配するクリスタをよそに
エレンは窓のふちに登った

「大丈夫!俺このまま巡回行くからさ

じゃあなゆずき!
よーく見てろよ!?」

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