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【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった

第2章 夢で見た空


「で、リヴァイ団長
この子は一体…何者なんですか?
調査兵団にいましたっけ?」

リヴァイはふぅっと息を吐くと
エレンに今までのことを話し始めた







「記憶喪失か…」

エレンは私の目の前までくると
手を差し出し
「さっきは本当ごめんな?
びっくりしたよな?
…俺、エレンっていうんだ」

私は少し警戒しつつも
クリスタに大丈夫だよ。と促され
エレンと握手をした

「私、ゆずきです
こちらこそ…叫んじゃって
ごめんなさい」

エレンはニカっと笑う

「ってのはさ…
俺の幼馴染だったんだ」


初めて聞くについての話だった


「俺とと…
あとミカサってやつとアルミンってやつと
小さい頃からよく4人で遊んでたんだよ

本当にみんな仲良くてさ!

けど…は…



少し前に亡くなったんだ」


亡くなった?

って人は
もう亡くなった人だったんだ…


「すげー悲しかった
いや、悲しいなんてもんじゃないよな…

それに…俺なんかよりもっと
リヴァイ団長の方が…」


そう言った瞬間
リヴァイはそっと部屋を出ていった


「…あぁ俺…また余計なこと言ったかも」

クリスタが寂しそうな笑顔のまま
エレンに微笑んだ


「えっと…さんって人は
リヴァイさんとどんな関係が?」


私の質問にエレンは答える



「恋人…ってやつか?」

疑問形でエレンはクリスタの顔を見る

ふふっと笑いながらクリスタは頷いた

「そうだね、あの2人は恋人…
だったんだと思うよ

は…本当にリヴァイ団長のこと
愛してたもん」



思い出にふけるエレンとクリスタをよそに

私は""のことを考えていた


リヴァイさんの恋人…

今までリヴァイさんは
どんな気持ちで私に接してたのだろう

亡くなった恋人とそっくりな人間が
また目の前に現れたら…




どんな気持ちになるんだろう


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